私が生まれた半世紀前に、自宅にあった冷蔵庫は木製の氷をいれて冷やすものだったと思います。
いつごろかテレビが普及した頃は、電気冷蔵庫になっていてそれから何代目の冷蔵庫になるか不明ですが、様々なものを使ってきました。
小学生のころは製氷機が理科の実験のように使うのが楽しくて、今のようにすぐ凍らず、何回も開けることを繰り返し見ていたので、余計に凍る時間がかかっていました。
買ってきたアイスクリームが途中で溶けてしまい、子ども心に冷凍庫に入れればまた元通りになるだろうと思ってならなかった失敗、ジュースに棒をさしておけばアイスキャンディーになるだろうか、牛乳からアイスクリームができるか、など誰でも一度はある失敗をしました。
宅配されていたヤクルトを凍らせたら意外とおいしいシャーベットができました。
それからいつしか、上段が冷凍庫、下段が冷蔵庫の2ドアタイプが当たり前になり、冷凍庫の「霜取り」機能もついて、今ではあのびっしりとついた「霜」は昭和の遺物になりました。
大きな冷蔵庫は、昔のアメリカの豊かな家庭の象徴としてテレビドラマに登場しましたが、80年代にホームステイをして日本にはない、ガレージにおかれた冷凍食品専用の大きな冷凍庫を見て驚きました。
その時はいいなあと思いましたが、今は冷凍食品に頼ることは良くないし必要もないと思っています。
by ばばぱぱ(50代主婦/家族構成:主人、大学生息子、80代母)
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