先日、主人とふらりと出掛けた家電量販店。
最新の家電に「こんなに進化してるんだね!」などと感心しながら、店内をまわっていました。
そこで目についた冷蔵庫のコーナー。
「うちのも古いしちょっと見てみようよ!」
興味津々でのぞいてみることに。
商品を見ていると早速店員の方が話しかけてきました。
最新の機能に驚きながらも、感心して話を聞いていると
「今お使いの冷蔵庫はいつ購入されたのですか?」と聞かれました。
主人と顔を見合わせながら、考えました。
「16?いや長男と同い年だから18年だ!!」
「18年ですか!?すごいですね。たいてい寿命は10年ほどなんですが、大事にお使いなんですね」
冷蔵庫の寿命が10年ほどとは知らなかったので、
「えっ!でももうパッキンとかも甘くなっていますし、なによりお肉やお魚を入れるところの蓋が割れて、すぐに外れるんです」
と店員に伝えると、なぜか大爆笑されました。
「いやー・・・でもそこまで使ってもらえたら冷蔵庫も本望でしょうね。
どうか、寿命が尽きるまで使ってあげてください。
またその折には、先ほど紹介した商品も検討されてみてください」と言われました。
強引に商品を進められるかと思っていた私たちは、少し拍子抜け。
でも、そういえばあの冷蔵庫は私たち家族の毎日を見守ってくれていたなぁ・・・と思い出しました。
子供たちの離乳食作るときも大活躍だったし、父が大量に釣ってきた魚を保存するのにも大活躍だったっけ。
パーシャルの所の蓋が割れたのは、思春期で食欲爆発していた長男がお肉を無理やり引っ張り出した時に、壊したんだっけ・・・。
急に我が家の ボロい冷蔵庫が愛おしく思えるようになりました。
「今度買い換えるのは、君の寿命が尽きた時にするね。その時まで、まだまだ現役で頑張ってね!」
そう思いながらせっせと、毎日扉をきれいに拭く私。
この冷蔵庫には食材だけじゃなく、わが家の愛と歴史も詰まっているんです。
そう考えるとすごいですよね。
byめぐみさん(40代主婦/家族構成:旦那、中学生息子1人、高校生息子1人)
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