2年前、冷蔵庫を買い換えた時の思い出です。
それまで使っていた冷蔵庫はもう20年近く経っていましたので、新しい冷蔵庫を買うというのは我が家にとって一大イベントでした。
家族みんなで電気屋にいき、吟味して選び、慎重に買ったはずでしたが、家に届いてみると思ったよりちょっと大きかったのです。
僅かに入らない…
今までの場所にそのまま置くとドアが開かないということになり、急きょ、台所の模様替えをすることになりました。
3人がかりで大きな食器棚を移動させ、なんとか別の場所へ入れることができました。
が、コンセントが届かないということになり、また大騒ぎ。
延長コードを買ってきて、ことなきを得ました。
すると今度は、その延長コードに家族が次々と足を引っ掛けしまい、、子供が転んで大泣きするやら、冷蔵庫の電源が落ちるやらで、慣れるまでにしばらくかかりました…。
でも、新しい綺麗な冷蔵庫が動きだすと、みんなちょっとうっとりしました。
病気のせいで理解力の落ちている母でさえ、きれいな冷蔵庫だ、これはたくさん入るねと喜んでいました。
前の冷蔵庫よりも大容量なのが嬉しくて、家族はみんなそれぞれに好きなものを買ってきて冷やしました。
姪っ子たちはさっそくアイスクリームを買ってきましたし、父は冷やさなくてもいいのに大福を冷やしていました。
台所って家族の集まる象徴的な場所であり、冷蔵庫は、おいしもの、つまり家族の幸せを仕舞って置く場所なのだと思いました。
byはなくろ(40代主婦/家族構成:会社員の父、要介護の母、30代主婦の妹、姪2人(小学生と幼稚園))
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